肝臓数値は、数値の高さによって疑われる病気の種類が判断できます。
例えば、100から500であればウイルス性慢性肝炎や急性アルコール肝炎、500以上の場合は総胆管結石や心筋梗塞の可能性があると所見されます。
しかし1000に近いのは異常数値になるので、早めの定期検査が必要です。

数値が1000を超えてしまう状態とは…

肝臓ではあらゆる酵素が働くことで、その機能を維持しています。

しかし、肝臓の状態が悪くなると、肝細胞の中にある酵素のGOTやGPTが血中に漏れ出してしまいます。
そのため肝臓数値が上昇するのですが、何らかの原因で肝細胞が壊れ続けると、GOTやGPTもどんどん流出し続けることになります。
その数値が1000に近くなるというのは高度の増加となるため、数値異常だけではなく体にもあらゆる症状が発症します。

肝臓数値が1000に近い場合に考えられるのは、急性ウイルス肝炎や慢性肝炎などの病気です。
これらの病気の症状は、初期段階であれば食欲不振や倦怠感、嘔吐が起こります。

しかしこういった症状は、食べ過ぎや飲み過ぎ、体調不良などでも起こるので、症状だけでは気がつきづらいでしょう。
そこでこまめにチェックしておきたいのが、尿の色です。

毎日チェック!尿の色で調子がわかる?

肝機能が低下すると解毒作用が弱まってしまい、尿の中に老廃物や毒素などが混ざります。
そのため尿の色が濃くなることがあるので、濃色尿が出るようになったら注意が必要です。
これらの症状が出ても、詳しい検査をせずに放置してしまうと黄疸という特徴的な症状が発症します。

このように肝臓の数値が高くなる直接の原因は、肝細胞の破壊です。

しかし、肝細胞を破壊してしまう主な原因は生活習慣です。
ですので、肝臓数値が異常になるのは生活習慣が原因と言えるでしょう。

肝細胞を破壊する生活習慣は、暴飲暴食や過度のアルコール摂取、喫煙、睡眠不足などが挙げられます。
といっても、人によってライフスタイルが違うので、何が原因かは特定できません。
異常数値を改善するには原因に即した対策を行う必要がありますから、定期検査を受けて医師の指導を受けるのが一番の対策と言えるでしょう。