お酒を飲みすぎた日の翌日は、二日酔いでぐったりして一日中寝ていたなんてことはありますか?

仕事柄飲み会が多い方は、特にお酒を飲んだ翌日の疲れを気にするはずです。恥ずかしながら、私も仕事柄よくお酒を飲みことがあるのですが、翌日には疲れがドッと出てきて昼休みすぎたころになるとグダグダになってました。

これは、肝臓が疲れてしまっている証拠です。つまり、肝臓数値が高く肝臓に問題がある状態であれば、体が疲れやすい状態になってしまっている状態です。

肝臓数値が高い原因は肝臓の疲れのせいだった

肝臓が悪くなると、体内の老廃物や毒素が体を循環した状態のままになります。その状態が続くと肝臓が疲弊します。私たちの体は絶えず、有害物質や老廃物を排出し続け、分解を繰り返しています。

実は、お酒以外にも肝臓に負担をかけてしまう食べ物もありますし、食べ方ひとつで思っている以上に肝臓を疲れさせてしまうことがあります。例えば、よく噛まないで飲み込んでしまう癖がある方は消化に時間をかけてしまうことから、腸内で滞留する腐敗した食物を増やしてしまう傾向があります。そして、腸内から腸壁を通して血液に乗って体中を循環し、最終的には肝臓まで到達します。

こうした、腸内からの有害物質や悪臭物質が肝臓に負担をかけます。

食べ物一つとっても、お酒同様に肝臓に負担をかけるものがあるので、食べる量にも気を付けておく方がいいでしょう。例えば、肉やチーズといった動物性たんぱく質と脂質が豊富な食べ物は腸内で有毒ガスを排出しやすいですので、肝臓数値を気にしている方は特に食べすぎは禁物です。

また、コンビニ弁当に関しても注意が必要です。コンビニ弁当には食品添加物や保存料がたっぷり含まれています。こうした、薬品はそもそも体の中には存在しえない物質であるので、有害物質として肝臓は分解しようとします。

たまに、小腹が減ってコンビニの弁当やおにぎりなどを食べるくらいの頻度であれば問題ありませんが、日常的にコンビニ弁当を食べている方は注意が必要です。

お酒は飲んでいないのに、どうしてか肝臓数値が高いという方はこうした食事面に注意を払ってみると、意外と心あたりがあると思います。

肝臓数値が高い状態はオルニチンサイクルが機能していないかも?

オルニチンサイクルとは、体内の毒素【アンモニアや硫化水素】を分解してくれる肝臓の機能のことです。お酒の飲みすぎや、上にあげたような食生活の乱れ、体に合っていない薬を飲んだ時など肝臓が弱っているときにはオルニチンサイクルがうまく機能しないことにつながってしまいます。

オルニチンサイクルがうまく機能しないと、『よく寝たつもりなのに体がだるい』、全体的に右側がだるくなったり、食欲が落ちてきたりします。この症状は、肝臓数値が高くなる前触れか、もうすでに肝臓が悲鳴を上げている状態のどちらかですが、判断は難しいです。

もっと踏み込んで、どうして、肝臓数値が高いと体がダルダルになるのかといえば、体内の毒素【アンモニア】が十分に分解できていないと肝臓のエネルギーサイクルに悪影響を及ぼすからです。このエネルギーサイクルですが、細胞内のミトコンドリアの代謝活動のことをさし、アンモニアによってこの代謝活動が妨害されることで引き起ります。

そもそも、肝臓は臓器の中でも細胞数が多い部位です。アンモニアによって多くの細胞内の代謝活動が妨げられれば、体にエネルギー源であるブドウ糖などが十分いいきわたらない状態になります。

そうなれば、よく寝たつもりなのに朝から日中にわたって、体がダルダルという状態になるわけです。

肝臓数値が高くない方で、体の疲れを感じている程度ならすぐに対策しておけばいいのですが、肝臓数値が基準値よりもかなり高く肝機能障害の疑いがある方の場合は一度お医者さんに診断してもらう方が安心です。

その際に、血液検査を行うか、エコー、CT等で検査をしてもらい異常がないか見てもらうことをおすすめします。

もちろん、お酒はちょっとの間、飲まないようにします。