肝臓数値は、肝臓細胞の破壊度を示しているもので、数値が高いということは深刻な健康問題につながるリスクが高いです。

加えて、肝臓は細胞数が多く再生も繰り返すため、深刻な状態であっても症状として現れないことがあります。

これが沈黙の臓器とも言われる所以で、肝臓が悪くなったことで体調不良を感じたと思うときは特に要注意です。

肝臓数値が高いことを自覚していて、以下のような症状を感じる場合は一度お医者さんに精密検査をしてもらってください。

また、肝臓数値が高い方が感じやすい症状としてのチェックポイントとしても参考にしてみてくださいね♪

肝臓数値が高い人でこんな症状が出たら要注意

肝臓が弱っている、肝臓数値が高い方は以下のような症状に悩む傾向があります。数値が高く考えられる肝臓病は、急性肝炎、肝硬変、肝臓ガンなどです。

あと一日病院に来るのが遅かったら、大変なことになっていたといった方もいるので侮れない症状になります。

  1. 身体が異常に怠い※極端な例で言うと数百メートル程度で息が切れたり異常な疲労感を感じる場合注意が必要です。
  2. 白目のところが黄色い【黄疸による黄色味】
  3. 慢性的な微熱、微熱気味
  4. 風邪気味のような状態
  5. 食欲不振
  6. 慢性的な吐き気【個人差はありますが、一日中続くような吐き気です】

数値が高いと体が以上に怠い

肝臓数値が高い方は、日中に疲労感を感じやすい方が多いです。お恥ずかしい話ですが、私も休みの日にしっかり7時間~8時間ほど寝たにもかかわらず、疲れが取れなかったりしていました。

その頃は、睡眠の質が悪いことが原因と考えていたので、寝具などを新しく買い揃えたりして様々な方法を試しました。結果として、睡眠の質は改善したのに、まだ疲れが抜けないことがよくあったので、血液検査をしてみると肝臓数値が高いという結果。

確かに、当時は仕事で帰りも夜遅くなる傾向があり、なおかつ飲み会なども頻繁にあり肝臓にかなりの負担をかけていたのは否めません。なので、最近なぜか疲れが抜けないという方は、一度精密検査を受けてみてください。

また、肝臓数値が高いという方は数値を改善できる生活習慣に改めてみた方がいいかもしれません。

黄疸による体の黄色味

黄疸とは、血液中のビリルビン濃度が高くなってしまうことを言います。ビリルビンについても、簡単に触れておくと、血液中のヘモグロビンの一部が代謝されることでできるものです。そもそも、赤血球の寿命は約4カ月で、寿命をむかえたものは秘蔵や肝臓で破壊されます。この時、ヘモグロビンも壊れてビリルビンが排出されるのです。このビリルビンは血液にのって肝臓へ運ばれます。肝臓でグルクロン酸と結合して、胆汁として胆管を通り便の中へ排出されるというメカニズムがあります。

健康体であれば、肝臓で処理されて体外に排出されるので健康問題につながることはないのですが、肝臓の疲労や脂肪肝、肝硬変などによって肝臓で処理しきれないビリルビンが血中に増えることになってしまいます。このビリルビンは黄色い色素なので体内で増えてくると、白目の部分が黄色味をおびてきたり、全体的に黄色く変色することがあります。

健常なな血中のビリルビン濃度は1.0mg/dL

以下といわれていますが、3.0mg/dLを超えてくると自覚症状も出てきます。

尿の色が濃い黄色に変化したり、便の色が灰色っぽくなることもあるそうです。この症状は、自覚しやすいことから、病院にくるきっかけになることが多いです、

ビリルビン濃度が上昇すると、まず眼球の白目の部分や皮膚が黄色くなります。この症状は自分でも周囲の人も気付きやすいので、病院に来るきっかけになります。疲労がたまっているほど、小便が黄色く変化しやすいのは肝臓がビリルビンを処理できていないからと考えられます。

他には、全身倦怠感、食欲不振も自覚しやすい症状として挙げられます。また、発熱や風邪のような症状も血中にビリルビンが増えてきていることが原因があげられます。ビリルビンが皮膚に溜まると痒みも伴うこともあります

風邪気味のような症状と長く続く微熱気味状態

肝臓が悪くなることによって、風邪気味の状態が続く場合は、ウイルス性肝炎が原因となることが多いです。ウイルスが肝臓に入り、活動を始めると微熱気味の症状から、下痢や腹痛、吐き気、食欲不振に苦しむ傾向があります。

ウイルス性肝炎にかかった場合、特徴的で自覚症状が感じやすいのは黄疸による、白目の黄色味や体の全体的な黄色味です。ウイルス性肝炎によっても、肝臓数値が高くなることもあるので、風邪を引いてもないのに微熱状態が続く際にはなるべく早めにお医者さんに診察してもらいましょう!

肝臓が悪いときほど食欲不振になる?

肝臓に問題を抱えている人ほど、食欲不振に陥る人が多いです。これには、多くの原因が考えられるのですが、ビリルビンが多くなっていることやウイルス性肝炎の可能性や肝硬変などの重大な肝臓病の可能性もあるので、特に肝臓数値が高くて食欲不振で苦しんでいる方は注意が必要です。

慢性的な吐き気

そもそも、吐き気を感じる時に共通しているのは『延髄にある嘔吐中枢を刺激している』ということです。肝臓などの内臓に問題がある場合は、嘔吐中枢を刺激しているのは、迷走神経と交換神経で、これらを介して反射性嘔吐中枢を刺激することから吐き気を感じやすくなります。

嘔吐中枢が刺激されると、胃の出口が縮まると同時に入口が緩み、腹部や横隔膜の腹圧が高まる為、吐き気を催しやすくなります。また、肝臓に疲労がたまっているときは交感神経が優位になる傾向があります。つまりは、日常的にストレスを感じる環境にいるか、睡眠の質が悪くなっている可能性がありますので、睡眠の質の改善も吐き気対策として効果できです。

もちろん、この場合、肝臓数値や肝臓疲労の解消がより効果的な対策となります。

肝臓は沈黙の臓器です。自覚症状が現れてからは、遅いといわれるほど問題を抱えると恐ろしい臓器です。現在では、血液検査で簡単に数値や問題を診断してもらえるので、年に1~2回は血液検査や精密検査をおすすめします。